こんばんは、ふくろう主です。
本日は久々にブックレビューでもしてみようかと思います。
といってもかなりのベストセラー作品ですので
すでにお読みになった事のある人も多いかと思いますが・・
本日紹介したいのは、この本になります。
本としてはかなり古いタイトルになりますが
ビジネス書の古典的ベストセラーです。
主も現役の書店員だった頃、新人教育に使いたいから、と入社シーズンにまとめて何十冊も買われるお客様もけっこういらっしゃいました。今も多くの本屋のビジネス書棚で見かける売れ筋の本だと思います。
なんでまた今頃紹介しようと思ったかと言いますと
ちょうどいま、アマゾンプライム会員ならタダで読めるようになってます。
売れる商品とは理解してましたが、恥ずかしながら読んだ事はなかったんですよね。
さて「仕事は楽しいかね？」って、なかなか挑発的なタイトルにも思えます。
みなさん、タイトルの印象からどんな本だと想像しますか？
「キミ、仕事楽しくないでしょ、辞めたら？」という感じの本か
「仕事が楽しくないなら、楽しくなるようにしよう！」という感じの本か
という具合に2分されるのではないでしょうか？
えー、個人的な意見になりますが
正解は受け手によってどちらとも取れる本だな、と感じます。
もうちょっと言うと、より必要としている方へ背中を押してくれる本だと。
中身は物語形式になっていて、仕事に行き詰った男が、豪雪で空港に一晩閉じ込められる事となり、そこで出会った老人との会話を通じて自分の仕事への情熱を取り戻す、というアウトラインがあります。
その中で、老人の語る「実話ベースの様々な企業、人による仕事の変革の話」 がどれも結構興味深くて、するする読めてしまいます。
その中に現れる、「試してみる事に失敗はない」「明日は今日と違う自分になる」といった強い言葉は、悩んでいる人の力になれるのではないかと思います。
とにかく何でもチャレンジしてみよう、という気分になれます。
ちなみにコミック版もあり、こちらもアマゾンプライム会員で読めます。
こちらはストーリーのアウトラインが完全に変わっており、主人公はカフェに務める女性。老人は同じ人物ですが、空港で一晩という一瞬の邂逅だった本編とは違い、もうちょっと長いスパンでお話が進むというアレンジがされています。また物語の舞台も日本になっています。
中身の重要なメッセージ自体は本編と変わりませんし、コミックベースなのでかなり早く読めます。忙しい人はこちらがオススメかも。
そして、続編もあります。
こちらもアマゾンプライム会員ならタダで読めます。
こちらは、1巻とは違い、魅力的な職場を作るにはどうするか？ 優秀な人材を集めるにはどうするか？ といったどちらかと言うと実践的なビジネス書になっています。こちらも様々な企業の魅力的な職場の様子や人材確保の方法など、実際の企業の実例が多く取り上げられていてなかなか興味深く、参考にならないとは言えませんが、やはり日本の風土にはちょっと合わないんではないかな～と思わせる部分が多いです。
最後に、シリーズ作品として、最終講義というものもあります。
これはアマゾンプライム会員ではタダで読めないので、読んでません！ｗ
